MacRubyもLLVM採用、とまらないLLVM人気

    後藤大地  [2009/04/03]

    MacRuby

    先日、MacRuby 0.4をリリースしたばかりの開発チームだが、すでに次のバージョンとなる0.5について報告している。MacRuby 0.5では従来の仮想マシンYARVの代わりにLLVMコンパイラインフラストラクチャをベースとした新しい仮想マシンを採用するという。AppleはすでにLLVMをMac OS Xの開発に採用しており、MacRubyのLLVMへの移行もそうした流れの一環だとみられる。

    LLVM (Low Level Virtual Machine)はコンパイル時、リンク時、実行時、インストール後などのシーンで効率のいい最適化を提供するコンパイラインフラストラクチャ。特定のプログラミング言語にしばられることなくLLVMへの中間コードへ変換する部分だけを実装すればLLVMの最適化機能の恩恵にあずかれるという特徴がある。

    MacRubyにかぎらず、コンパイラとしてや仮想環境としてLLVMを採用するプロジェクトが増えている。LLVMを採用しているプロジェクトの一覧はLLVM Usersで公開されているが、ここに掲載されていないケースもあり、実際にLLVMを採用しているプロジェクトの数は増え続けているとみられる。LLVM自身は3月2日(米国時間)に最新版となるLLVM 2.5をリリースしている。

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