ネイティブ並みの速度を実現した仮想化ソフト「Parallels Workstation Extreme」発表

海上忍  [2009/04/02]

Xeon 5500 / X58 XpressのダイレクトI/O機能に対応した次世代のワークステーション向け仮想化ソフト「Parallels Workstation Extreme」

仮想化ソフト開発のParallelsが、Windows / Linux向け仮想化ソフトの次期バージョン「Parallels Workstation Extreme」を発表した。動作環境はWindows XP SP2 / Vista SP1とRed Hat Enterprise Linux 5.4、いずれも64bit CPUで動作するマシンが対象。製品は近日中に正式リリースされ、各地の提携企業経由で販売される。

Parallels Workstation Extremeは、ハイエンド・ワークステーションを対象とした仮想化ソフト。Intelの仮想化支援技術「Intel Virtualization Technology for Directd I/O (Vt-d)」をサポート、Intelが発表した新CPU「Xeon 5500」および「Intel X58 Express」チップセットによる仮想化環境向けダイレクトI/O機能により、ネイティブ並みのパフォーマンスを実現する。

NVIDIA製GPUのQuadro FX 5800 / 4800 / 3800でサポートされる「SLI Multi-OS」にも対応。複数枚のGPUを搭載したワークステーション上で、各ホスト / ゲストOSに専用のGPUを割り当て、ほぼネイティブのパフォーマンスを実現できるという。

同社が掲げる「Parallels FastLane Architecture」に沿ってハイパーバイザ−エンジンも一新され、最大で16コア / 64GB RAMを仮想マシンに対して割り当てることが可能になった。仮想ネットワークアダプタも、最大16基を利用できる。ストレージのサポートも見直され、IDEは最大4基、SCSIは最大15基が仮想デバイスとして利用可能になった。

管理機能も強化。複数のゲストOSを任意のタイミングで保存 / 復元できる「Snapshot Manager」や、スケジュールに従い自動的にスナップショットを作成する「SmartGuard」が新たに用意された。ゲストOSを起動時の状態に復元する機能「Undo Disks」も追加されている。

NVIDIAのSLI Multi-OSをサポート、ホスト / ゲストOSに専用のGPUをアサインできる

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