初回出荷分のみ専用拡張音源「Voices of Apocalypse」が付属。名称通り、黙示録の歌声を収録した音源キットだ

ハイ・リゾリューションは、米EastWestのクワイア(合唱団)音源「EastWest/Quantum Leap Symphonic Choirs」を発売した。価格はオープンプライスで、実売予想価格は5万9,800円。

本製品は、オーケストラ音源の定番「EastWest/Quantum Leap Symphonic Orchestra」と同じ制作チームが手がけ、収録も同じホールで行ったという世界最高峰を標榜する合唱団音源。録音は至近距離用「クローズ・マイク」、中距離用「ステージ・マイク」、遠距離用「ホール・マイク」の3カ所で行い、それぞれ24bitステレオレコーディング。データ総容量37GBという高品位なサウンドライブラリだ。従来の合唱団音源では、抽象的なフレーズしか歌わせることができなかったが、本製品は入力したテキストを歌わせる「ワードビルダー」が付属。これにより、ユーザーの思い通りに言葉やフレーズを歌わせることができるようになった。再生エンジンは独自設計による最新版を搭載し、ストリーミングパフォーマンスを向上している。VST、RTAS、AUなどの業界標準プラグインとして動作し、スタンドアローンで使うことも可能。また、ウィンドウズVista 64bitにネイティブ対応している。

マルチ音源として動作し、アーティキュレーション機能、レガート感知機能、ステレオコントロールなどの多彩な機能を搭載している