お笑い芸人の映像作品からソフトバンク携帯電話ユーザーの投票によって月間王者を決める「S-1バトル」の表彰式が30日、東京・汐留のソフトバンクモバイル本社で行われ、『今月のいたずら』のトータルテンボスに決まり、優勝賞金1,000万円を手にした。

「S-1バトル」の第1回月間チャンピオンに輝いたトータルテンボスの藤田憲右(左)と大村朋宏

3月1日からスタートしたソフトバンクモバイルの新サービス『S-1バトル』は、お笑い芸人の映像作品(応募総数から毎月40作品をセレクト)から、ソフトバンクユーザーの投票によって月ごとのチャンピオン(賞金1000万円)を選出し、月間チャンピオンによる最終決戦で年間王者(賞金1億円)を決めるコンテスト。第1回目となる3月度は、第1ステージと第2ステージを経て、トータルテンボスの『今月のいたずら』とザ・プラン9の浅越ゴエによる『しっくりこないニュース』が決勝に進み、投票の結果、トータルテンボスが月間王者に輝いた。

優勝したトータルテンボスの映像作品『今月のいたずら』は、大村朋宏が細工したタバコを藤田が火を点けたら、花火となって驚く藤田の様子を収録したもの。「最後にこういう形で美味しいところを持ってっちゃって、ご馳走様です!」と大村が喜びのコメントを言い放つと、藤田がすかさず「イチローか! おい!」と突っ込む場面も。映像を企画した大村は「普段から悪戯はしますよ。日頃やってるからこその優勝です。藤田のリアクションは想像通り。面白くて仕方なかったですね」と自らの悪戯を自画自賛していた。

プレゼンターを務めたのは、ソフトバンクモバイルのCMでお馴染みのダンテ・カーファー。「『S-1』ファンなのでプレゼンターになって嬉しいです。僕も出ていいですか?」と

「(年間王者の)1億円獲ったら、それで吉本とソフトバンクさんに協力して頂き、特番をやりたいですね」と藤田が語ると「間の提供は全部トータルテンボスで」と豪語し、周囲を笑わせた

優勝賞金1000万円の使い道について「僕らがやっている草野球チームのユニフォームを新調します。次優勝したら、悪戯に1000万円使っちゃおうかな(笑)」と大村が話すと、藤田は「嫁に軽自動車を買ってあげようと思います。ソフトバンク車製用の(笑)。今の気持ちは、は~んぱね~嬉しいです!」と最後はお馴染みのギャグで締めた。