ECMAScript 4 → JavaScriptトランスレータ、Mascara 1.0登場

    後藤大地  [2009/03/30]

    Mascara: ECMAScript 4 → JavaScript translator

    28日(米国時間)、Mascaraがついに1.0として公開された。MascaraはPythonで開発されたECMAScript 4/クラシックJavaScriptトランスレータ。ECMAScript 4で開発したソースコードをJavaScript 1.2などより古いバージョンのJavaScriptのコードに変換できる。

    ECMAScript 4の機能は大規模アプリケーションの開発においては魅力的なものが多い。コンパイル時の型チェックが実施できることやクラスの継承がシンプルに記述できることの利点は大きい。しかし次期JavaScriptとなるJavaScript 2ではベースとしてECMAScript 4ではなくECMAScript 3.1をベースに進められることになった。これでJavaScriptの手軽さは保持されることになったが、そのままでは大規模アプリケーションの開発には適用しにくいという問題も残すことになった。

    Mascaraのサイトで公開されているデモの実行例

    Mascaraを活用すると開発にはECMAScript 4を使いつつ、実行時には従来のJavaScriptを使うといったことが可能になる。教育目的や非商用利用は無料、商用利用にはライセンス料が必要とされている。試用はMascaraのサイトで実施できる。

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