Open Source Initiative

27日(米国時間)、OSI Board BlogにおいてPlease forget to FLOSSというタイトルの記事が掲載された。記事の内容はタイトルのとおり「FLOSSという言葉については忘れてほしい」というものだ。OSSを喧伝する立場からいえばFLOSSという言葉はマーケティング的には誤ったもので、使わないでほしいということのようだ。

FLOSS (Free/Libra and Open Source Software)はオープンソースソフトウェアとフリーソフトウェアの両方を包括的に指し示す言葉として使われている。オープンソースソフトウェアに対してもフリーソフトウェアに対して中立な立場をとるという目的でFLOSS、またはFOSSをいう言葉が使われることも多い。

Please forget to FLOSSはOSI Board Blogにおける記事であり、OSIの総意としてFLOSSの使用を避けるべきというという意味かどうかはわかならない。ただしOSSを推進する立場には、フリーソフトウェアとオープンソースソフトウェアを混在したFLOSSという言葉がマーケティング的に誤った短縮語であり使わない方がいいという考えがあることは明かになったといえる。