JDK7は1年先、クロージャは見送り

    後藤大地  [2009/03/26]

    JDK7 - Next major Java SE Platform

    Mark Reinhold氏は24日(米国時間)、OpenJDKのサイトにおいてJDK7のリリーススケジュールと取り込み予定になっている機能一覧を更新した。JDK7 (OpenJDK7)は次期Java SEプラットフォームのOSS実装。Sun Microsystemsから公開される正式版も基本的にはOpenJDKをベースとしたものになる見通し。

    JDK7のリリースへ向けてはすでにマイルストーンを6週間から7週間おきに繰り返していく工程に入っている。ベータやアーリーアクセスリリースといった形態はとらない。更新されたスケジュールは次のとおり。

    • 04月03日- M3 (JSR292、SCTP、SDP、Unicode 5.1、クラスローダアーキテクチャアップグレード)
    • 06月05日- M4 (6u10機能のための新しいプラットフォームAPI導入と実装、XMLスタックの更新)
    • 07月24日- M5 (ECC導入、JSR296)
    • 09月11日- M6 (Project Coin導入)
    • 10月30日- M7
    • 2010年01月01日- M8

    スケジュールどおりに開発が進められた場合、2010Q1の間にJDK7が登場することになる。プロジェクト遅延をどれだけ見積もるかでだいぶかわるが、スケジュールの遅れがあまり発生しないとすれば2010Q2にはJDK7が登場する運びになる。だいたい今から1年後にJDK7が登場することになる。まとめられているJDK7の新機能は次のとおり。

    • コンプレス64ビットオブジェクトポインタ
    • G1ガベージコレクタ
    • クラスローダアーキテクチャアップグレード
    • Unicode 5.1対応
    • コレクションと並列処理の更新
    • SCTP
    • SDP
    • ECC
    • Java 2DにけるXRenderパイプライン
    • Swingアプリケーションフレームワーク
    • XMLスタックのアップグレード
    • Project Coin反映
    • JSR 203: NIO.2
    • JSR 292: InvokeDynamic
    • JSR 308: Java型におけるアノテーション
    • JSR 294: モジュラープログラミング

    2008年末にMark Reinhold氏がJava 7アップデートサマリを発表したが、この時はクロージャの採用が見送られそうだとされていた。今回の機能一覧更新でもクロージャに関する記述は見当たらず、このままいけばJDK7におけるクロージャの採用はないということになりそうだ。

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