ネットジャパンは3月24日、グリーンITの促進を目指して、仮想環境ライセンスを採用したディスクイメージング/リカバリーソリューション「ActiveImage Protector 2.5 Server Edition」「同Desktop Edition」を発売した。

新製品は、物理マシン1台に対してライセンスされ、物理マシン上で稼動する仮想OSの種類や数に制限なくインストールおよび使用が可能な、仮想環境ライセンスを採用。従来の物理環境を前提として稼動するOSごとに課金するライセンス方式と比べ、シンプルな予算管理やライセンス管理が可能になったという。

Windows Server 2008/2003 Windows Vista/XPに対応し、OSをオンラインでバックアップ可能。また、作成したバックアップイメージをVMwareのESX ServerのゲストOSとして復元するP2V(Physical to Virtual)をサポートする。Server Editionではこの他、SQL Server、Exchange Server、OracleなどVSS対応のサーバアプリケーションをサポートする。

ActiveImage Protector 2.5のタスク画面

バックアップの自動化、スケジュール化、世代管理が可能であり、リモートによる一元化管理によるバックアップ運用の省力化やTCOの削減が可能としている。

ActiveImage Protector 2.5のスケジュール管理画面

使用中のOS、アプリケーションの全てを含めたバックアップをオンラインで実行するホットイメージング機能を搭載。また、シャットダウンした状態でのより完全なディスクイメージを作成できるコールドイメージング機能を搭載しており、出荷前のクリーンな状態のバックアップイメージを作成できる。

スナップショットドライバにマイクロソフト標準のドライバであるVolsnapを利用するため、新たなドライバを追加する必要がなくコンフリクトを意識せずに運用可能としている。

また、増分バックアップのクラスタートラッキングのため新開発したフィルタドライバにより、確実かつ安全でクリーンな増分バックアップを実現するという。

新製品の価格は以下の通り。

製品名 価格(税別)
ActiveImage Protector 2.5 仮想環境ライセンス 19万8,000円
ActiveImage Protector 2.5 Server Edition 1-4ライセンス 12万4,700円/ライセンス ※9月30日までのキャンペーン価格
ActiveImage Protector 2.5 Desktop Edition 1-4ライセンス 1万200円/ライセンス