和歌山電鐵(和歌山・和歌山)はこのほど「たま電車」の運行を開始した。「たま」は同社の貴志川駅において駅長を勤める三毛猫で、2007年1月に同社から正式に辞令が交付されたという。「たま」は日本初の駅長猫としてマスコミの話題となり、全国から観光客が訪れるほか、いままでに2冊の写真集やバッジ、ポストカードなどさまざまな「たまグッズ」が販売されるほどの人気アイドル猫とのこと。

和歌山電鐵「たま電車」

車内は「たま」だらけ。猫足ベンチも!!

「たま電車」の外装は、前面に猫の髭を描き、側面にはさまざまなポーズの「たま」の絵が描かれたという。内装も小さな「たま」がちりばめられ、吊り手は三毛猫にちなんだ三色になっているほか、猫の本を集めた「たま文庫」や「たまプリクラ」などを設置したとのこと。

たま駅長、小嶋光信社長と一緒に車内初見

なお、同社は「たま電車」の改装費、維持費を支援する「たま電車サポーター」を募集している。1口1,000円で、1~9口まで参加すると和歌山駅9番ホームに名前を掲示(3カ月間)、10口以上で「たま電車」の車内に名前が掲示されるとのこと。ペットの名前でも参加できる。受け付けは5月10日まで。応募方法など詳しくはこちら