Parrot、Perl 6仮想マシン登場、RubyやPythonも動く

    後藤大地  [2009/03/24]

    Parrot - speaks your language

    The Parrot Foundationは17日(米国時間)、Parrot初のサポートバージョンとなるParrot 1.0を公開した。開発者はこの仮想マシンの登場に注目しておきたい。Parrotはダイナミックな言語を対象として効率よくバイトコードを実行できるように設計された仮想マシン。すでにさまざまな言語をサポートしているとあり、Parrot - LanguagesのページにはBASIC、C、Ruby、Smalltalk、Scheme、ECMAScript、Forth、JSON、Lisp、Tcl、Java、PHP、Python、Perlなどさまざまな実装が列挙されている。

    ParrotはもともとPerl 6の一環として開発が目指されていたもの。Perl 6のコンパイラと仮想マシンはPerl 5と異なり明確に分離したものになっている。2001年のエイプリルフールにPerlのPython両方をサポートするというジョークに対してParrotの名前がつくようになり、そして現在に至っている。

    Java仮想マシンや.NET実行環境が静的な言語の仮想マシンとして強みを持っているのに対し、ParrotははじめからPerl 6やPythonといった動的な言語を効率よく動作させることを目指して開発が進められたという背景がある。名前がついてから8年が経過し、多くの言語をサポートした仮想マシンとして1.0が登場した。同様の取り組みにはLLVMなどがある。

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