朝食の決定権を持つのは主人じゃなく子ども?! - JA全中の実態調査で

    御木本千春  [2009/03/12]

    全国農業協同組合中央会(以下JA全中)はこのほど、4月に幼稚園入園を控える子どもを持つ母親を対象に「入園を控える子ども食生活実態調査」を実施し、その結果を発表した。これによると、母親は子どもに朝食を食べてもらえるように"子どもの好み"に合わせて作っていることが明らかになった。調査は2月20日~23日の期間、インターネットにより行われ全国の女性600人が回答を寄せた。

    最初に、子どもは週に何回朝食を食べているか尋ねると、91.8%が「毎日」と回答。多くの子どもがきちんと毎日朝食を食べていることが分かった。朝食の主食は「ごはん」が48.2%、「パン」が49.8%で約半々となっている。

    お子様は週にどれくらい朝食を食べますか? 提供 : JA全中

    次に、朝食の主食を選ぶ基準を聞いたところ、7割近くが「子どもの好み」(65.3%)と答えたのに対し、「主人の好み」(9.2%)は1割にも満たなかった。このほか上位には「食べやすさ」(59.6%)、「調理のしやすさ」(57.2%)が入っている。世の多くの家庭では、朝食に主人の好みが反映されることは極めて少ないようだ。

    朝食の主食を選ぶ基準は何ですか? 提供 : JA全中

    同じ回答を"パン派"と"ごはん派"の主食別に見たところ、"パン派"は上位に「食べやすさ」や「調理のしやすさ」「早く食べられる」などがランクイン。一方の"ごはん派"は「栄養」や「おいしさ・味」「腹持ちのよさ」などの項目が高いポイントを獲得した。主食を決める理由として、"パン派"は簡単に食べられることを、"ごはん派"は栄養や健康に配慮できることを優先している事が窺える。また、主食以外の品数は"ごはん派"のほうが"パン派"より多いことも分かった。

    子どもの朝食で気をつけていることを聞くと、1位が「子どもの好きなものを作る」(48%)、2位が「早起きさせて朝食を食べる時間をきちんと作る」(45.1%)、3位が「栄養バランス」(38.3%)との結果になった。このほか「簡単に食べやすいものを作る」などの答えも見られ、朝食の中身よりも毎日しっかり食べさせることを優先し、母親がいろいろ努力していることが判明した。

    子どもの朝食で気をつけていること 提供 : JA全中

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