東京都交通局はこのほど、都電荒川線に新型電車「8800形」を2両導入すると発表した。従来の車両より約2割の省エネを実現したほか、車体デザインを一新し、丸みのある形状やピンクと白の塗装を採用したという。「『荒川線の未来を開く、先進性と快適性』をコンセプトとした3つのデザイン案から、一般の方からの投票結果をもとに決定した」(同局)。

都電8800形

車いすスペースやスタンションポール(縦手すり)を設置

乗車定員は61名(座席20名)。室内はバリアフリーに対応し、車いすスペースやシート中央にも手すりを設置したという。また15インチ2画面のカラー液晶式次駅案内表示装置を設置したとのこと。4月から運行を開始する予定。