電気通信事業者協会(TCA)は6日、2月末日時点での携帯電話・PHSの契約数をとりまとめて発表した。ソフトバンクモバイルの純増数首位は22カ月連続となったほか、春商戦が始まり、各社の契約数も先月に比べて増加した。携帯電話・PHS合計では39万5,800増の1億1,103万9,000契約となった。

ソフトバンクの純増数は13万1,000で22カ月連続の1位。累計契約数は2,025万1,200契約となった。2位に返り咲いたNTTドコモも10万を超える契約数を獲得。純増数は10万3,100で、累計契約数は5,432万2,500契約となった。

わずかな差で3位はイー・モバイル。純増数は96,500で、累計では128万8,300契約になった。純増数4位はKDDIで、純増数は56,900、累計契約数は3,061万9,700だった。

先月に比べると、春商戦が本格化してきたことで端末もそろいはじめ、各社の契約数も伸びている。今月は各社のラストスパートがどうなるかが大きなポイントだろう。

携帯電話全体の累計では38万7,500契約増の1億648万1,700契約となった。なお、ドコモの2in1契約は5,000減で累計45万8,200契約、ソフトバンクのダブルナンバーは2,300増で累計12,700契約となった。

グループ 純増数 累計
NTTドコモ 103,100 54,322,500
KDDI(au) 56,900 30,619,700
ソフトバンクモバイル 131,000 20,251,200
イー・モバイル 96,500 1,288,300
携帯電話総計 387,500 106,481,700

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの純増数には、プリペイド契約および通信モジュールサービス(イー・モバイル除く)についての純増(減)が以下の通り含まれる。

グループ 純増数のうち
プリペイド契約 通信モジュール
NTTドコモ -100 11,900
KDDI(au) -5,500 6,000
ソフトバンクモバイル -10,800 0
イー・モバイル 2,300 -

PHSでは、ウィルコムが純増を確保。8,300契約増となり、PHS全体では455万7,300契約だった。

グループ 純増数 累計
ウィルコム 8,300 4,557,300
PHS総計 8,300 4,557,300