マイクロソフトは4日、「マイクロソフト アドバタイジング」ブランドで展開するオンライン広告事業において、同社のアドネットワーク「DRIVEpm」を活用したターゲティング広告『DRIVEpm Selector Program』の提供を開始した。リターゲティング/行動ターゲティング/地域ターゲティングなどを組み合わせることで、特定の利用者に対して最適な広告を配信できるとしている。

DRIVEpm Selector Programは、高度なトラッキング技術をもとにしたアドネットワークであるDRIVEpm内の利用者に対し、各種ターゲティング技術を活用して最適な広告を配信する。広告主サイトでの行動履歴から、より適した広告を提示してサイトへの再訪を誘導するリターゲティングのほか、行動ターゲティング、地域ターゲティングなどを活用。OSやWebブラウザ、時間帯/曜日配信などでより絞り込んだターゲティングも可能で、同サービスを利用することで効率的な広告キャンペーンを展開できるとしている。リターゲティングの効果について同社は、独自調査によって、未ターゲティングのユーザーと比較して約6倍のコンバージョン率を得られたという。

DRIVEpmでは、日本国内において2008年7月から成果報酬型広告商品「DRIVEpm Performance Program」も提供している。