Always Innovatingという米国のスタートアップが3月2日(現地時間)に「Touch Book」を発表した。ミニノートからディスプレイを外してタブレットとしても利用できるハイブリッドデバイスだ。同社は一般的なネットブックの3倍近い長時間バッテリ駆動をアピールしている。
Touch Bookはキーボードを使用するミニノートスタイルのほか、ディスプレイを180度回転させるか、キーボード部分を取り外せば、タブレットとして利用できる。マグネットを備えたディスプレイをメタル面に貼り付けるとキッチンコンピュータやフォトフレームになり、またキーボードをV字型にして立てかけると小型のビデオプレーヤーとして機能する。
キーボードを含むサイズは9.4×7×1.4インチ(約23.88×17.78×3.56センチ)で、重さが2ポンド(約907グラム)。Texas InstrumentsのOMAP 3プロセッサ、8.9インチ(1024×600)のタッチスクリーン、無線LAN(802.11 b/g/n)、Bluetooth、加速度センサー、スピーカー、USB 2.0ポート×6などを備える。USBポートはminiが1つ、また3つはUSBドライブが外に突き出さないインターナルスロットになっている。ストレージは8GBのmicro SDカード。OSは、タッチ操作に適した3Dインターフェイスを備えるTouch Book OSだ。ただし、Always InnovatingはTouch Bookをオープンソース/ オープンハードウエアな製品としており、今後オープンソースコミュニティの力でGoogleのAndroid、Ubuntu、Angstromなど、様々なOSが利用できるようになる可能性を指摘している。標準搭載のWebブラウザはMozillaのモバイルブラウザ「Fennec」(コードネーム)。バッテリー駆動時間はキーボードを外したタブレット状態で3-5時間。キーボードを接続した状態で10-15時間だという。
全体的にスマートフォンをミニノート側に強化したような内容であり、パフォーマンスが気になるところだが、考え抜かれたデザインとオープンな取り組みには興味を引かれる。Always Innovatingのサイトでは米国内限定で予約を受付始めており、価格はタブレットのみで299ドル(約29100円)、キーボード付きで399ドル(約38800円)となっている。5月から6月後半の出荷開始を予定している。
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