Googleがストリートビューに「みんなの写真」、ユーザー投稿写真も閲覧可

      [2009/03/02]

    グーグルは2日、Googleマップ上で提供する「ストリートビュー」において、ユーザーが投稿した写真が関連して表示される「みんなの写真」の提供を開始したと発表した。定例会見で発表した。同社では「より豊かに、より深くさまざまな場所を楽しんでもらえる」としている。

    ストリートビューは、日本では2008年8月にサービス開始。Googleマップ上で指定した地点をパノラマ写真で表示し、地図の歩行者視点を提供するサービス。

    今回同社では、ストリートビュー上で表示されるパノラマ画像を表示すると、関連画像も表示される新機能「みんなの写真」の提供を開始した。

    同機能で提供される写真は、風景写真専門共有サイト「Panoramio.com」にユーザーが投稿した写真画像。同サイトでは、ユーザーが投稿した写真画像をグーグル側がチェックした上で、ユーザー間での共有が可能。それぞれの画像については、「周辺を見回す(Look around)」をクリックすれば、画像解析技術によって、関連画像が表示される。

    フランス・パリのノートルダム大聖堂の付近を表示するストリートビュー

    「みんなの写真」の1画像。ユーザーが投稿した夕焼けのノートルダム大聖堂を見ることができる

    今回グーグルでは、この技術をストリートビューに活用。ストリートビューの画像表示画面の右上にある「みんなの写真」という表示をクリックすると、Panoramio.comに投稿された画像が横並びで自動的に表示される仕組み。表示された写真をクリックすれば、拡大画像を見ることが可能。

    例えば、フランス・パリのノートルダム大聖堂付近をストリートビューで見ると、ユーザーが撮影・投稿した夕焼けの大聖堂の写真など、ストリートビューとは異なった風景を見ることができる。

    ストリートビューでは、プライバシー侵害などを理由にパノラマ画像が削除されるケースもある。削除された写真については、みんなの写真の関連画像も「元画像がないので、当然関連画像も表示されない」(同社)としている。

    また定例会見では、Googleマップ表示画面の新機能「スポット」「街の達人」についても発表があった。

    Googleマップ表示画面の新機能「スポット」「街の達人」(左に表示)

    新機能はGoogleマップ上の「このエリアを散策」の画面に表示。「スポット」は、その地域の中のあるスポットについて、ユーザーが作成したコンテンツ数と人気度を総合的に分析。分析で上位となったスポットを表示し、クリックすれば、そのスポットに関するWikipediaの説明文が表示される。

    「街の達人」は、店舗のレビューやマイマップに書き込んでいる情報量の多いユーザーを自動的に分析し、上位のユーザー名を表示する機能。

    両機能は、グーグル日本法人で開発。同社プロダクトマネージャーの河合敬一氏は、「12月に提供を開始したが、魔法のような広がりを見せている。ユーザーの皆さんの励みになるよう、今後もユーザーコンテンツの公開の場所を数多く提供していきたい」と話していた。

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