JTBはこのほど、旅のアンケートサイト「たびQ」にて「鉄道の旅」に関する調査を行い、その結果を発表した。調査は1月30日~2月9日の期間、20代~60代を中心とする男女を対象にインターネット上で実施された。有効回答数は2,199。

まず、鉄道の旅を好きかと尋ねると、「好き」(55.4%)と「どちらかというと好き」(37.6%)をあわせて93.0%が「好き」と回答。反対に「どちらかというと嫌い」(6.5%)と「嫌い」(0.5%)をあわせても10%にも満たなかった。メディアで「鉄男」「鉄子」といった鉄道ファンがよく取り上げられ、鉄道ブームともいわれているが、調査結果からも鉄道の旅が高い支持を得ていることがうかがえる。

「鉄道の旅は好きですか?」

続いて、鉄道の旅の良さを聞くと、40.0%が「車窓からの風景が楽しめる」と回答。このほか「移動中も旅として楽しめる」(19.8%)、「(運転しなくても)乗っているだけでよい」(13.6%)、「駅弁などを楽しめる」(8.3%)などがあがった。ただ乗っているだけで風情が楽しめる、といった"鉄道の旅"ならではの旅の味わい方が支持を得ているようだ。

「鉄道の旅が良いと感じる所はどこですか?」

鉄道で行ってみたい所はどこかとの問いでは、1位に「北海道」(377票)、2位に「スイス」(112票)、3位に「東北」(80票)がランクイン。また、鉄道の旅で連想するものは何かとの質問では、1位に「駅弁」(129票)、2位に「銀河鉄道999」(90票)、3位に「宮沢賢治・銀河鉄道の夜」(86票)などが入った。