Windows 7 BetaのIE8、不具合の60%はFlashなど外部ツールに起因

    後藤大地  [2009/03/02]

    Windows Internet Explorer 8

    Microsoftはユーザからフィードバックを得てIE8のバグ修正に取り組んでいる。IE8 Betaでどういった不具合情報が集まり、どういった手法を適用して改善に取り組んでいるかがIEBlog: IE8 Reliability Update for Windows 7 Beta Now Availableで紹介されている。

    同記事で紹介されているのはWindows 7 BetaとIE8 Betaの利用で報告された不具合と対処方法。同社はWindows 7 Betaのユーザから不具合情報を収集。収集を開始してから1週間後には標本抽出のための十分な報告があがってきたとしており、分析した結果次の特徴が確認できたとしている。

    • Windows 7 Betaをダウンロードしたユーザの10%が信頼性問題に遭遇している
    • 少数のユーザは通常状態でもクラッシュを経験している
    • IEセッションの1.5%ほどがクラッシュを経験している
    • IE8クラッシュリカバリ機能でクラッシュしたユーザのうち94%がリカバリに成功している

    IE8不具合チャート - IEBlog: IE8 Reliability Update for Windows 7 Beta Now Availableより抜粋

    ベータOSで動作するプレリリース版のIEとしてはなかなか優れた数値を示しているという。同社では過去30日間に発生した不具合を棒グラフにまとめる『不具合曲線』を作成し、多い不具合から調査に入り、修正を実施していくという。不具合のうち40%がIE8そのものの問題、60%がAdobe FlashやAdobe Acrobatのようなサードパーティベンダの提供する拡張やツールバーに起因しているという。同社ではパートナーベンダと強力しながらこれら問題に対処するとともに、最終的にはモジュールの読み込みを避けることで問題に対処していると説明されている。

    全体の不具合のうち、17の不具合で全体の50%を占めているところにも注目だ。しかも上位にランキングしている問題はサードパーティベンダの提供する拡張やツールバーに起因したもので、ユーザの多くが特定ベンダの拡張やツールバーをインストールしている現状が浮かび上がってくる。なお、修正されて信頼性が向上したWindows 7 BetaのIE8はWindows Update経由またはMicrosoft Update経由で取得できる。

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