NetBeans IDE

NetBeans IDE 開発チームはこれまでのリリースポリシーを変更。次のリリースを7.0から6.7へ変更するとともに、より細かいリリーススケジュールへ切り替えた。細かいリリースはFLOSSプロダクトではよく採用されるリリース方法。細かくリリースすることでフィードバックを得やすくなるほか、ユーザ関心の持続強化、早い周期でのユーザ要求への対応といった効果が期待できる。

次のリリースは2009年6月にリリースされるNetBeans 6.7ということになるが、早速25日(米国時間)にマイルストーンリリースNetBeans IDE 6.7 Milestone 2が公開された。Maven関連の改善、自己診断機能の拡張、モバイルデザイナにおけるSVGリッチコンポーネントのフルサポート、ヒープダンプコンテンツを分析するためのOQLクエリサポートをHeapWalkerに追加、C++サポート改善、Mac OS Xにおける新しいルック&フィールの導入などいくつか注目すべき点があるが、特に『エルゴノミクス IDE』に注目しておきたい。

NetBeans IDEダウンロードページ - バンドルごとにエディションが用意されている

エルゴノミクス機能はプラグインの読み込みを必要になるまで遅延させるというもの。NetBeans IDEのダウンロードページを見ればわかるが、NetBeans IDEは開発目的に合わせていくつかのエディションが用意されている。しかしながら実際にダウンロードされるのはプラグインが全部入った「全部入りNetBeans IDE」が多いという。こうなってくると、全部入りの状態でそれなりに軽快に動作しないと、ほかのIDEと比較して重いというイメージをもたれかねない。

エルゴノミクス IDEは全部入りの状態でも短い起動時間と、少ないメモリ消費を実現するための機能だ。開発ブランチにはすでに機能が統合されており、6.7でデフォルトで有効になるとみられる。実際に起動した状態と、Javaプロジェクトを作成した段階でUIが増える様子が確認できるため、エルゴノミクスが動作していることを実感できる。