「BlackBookSafe」の初回起動時、パスワードを設定する画面が現れる。個人情報を登録するツールなので、大文字/小文字、英数字などを使って簡単に見破られないパスワードを設定しておこう

BlackBookSafe』は個人情報を保管するローカル内のデータベースで、パスワードおよび暗号化で保護した状態で管理することができます。例えば社員情報などを登録し、社員検索用データベースとしても使うことができるAIRアプリケーションです。

個人情報の管理は厳重に行うべきですが、メモ帳やMicrosoft Wordなどで作成したファイルを、何のセキュア性もない状態で放置している方が多いのではないでしょうか。近年、ウイルスによる個人情報の流出(P2P経由でインターネットに個人情報が含まれたファイルが流出するなど)が多発していますので、重要な個人データはしっかりとしたセキュアな環境下で管理しておきましょう。「BlackBookSafe」はデータが暗号化されており、データを閲覧する場合はパスワードによる認証が必要となるので、個人情報の管理に適したアプリと言えます。

メイン画面が表示される。画面上部のテキストボックスで個人名の検索をおこなうことができる。「BlackBookSafe」をインストールした初期の段階では、サンプルデータ(個人情報)がいくつか登録されている

検索対象の個人名をクリックすると、名前や電話番号、電子メールなどの個人情報が表示される。画面下の[ADD]ボタンを押すと新規で個人情報の登録ができる

(森 さおり/デジカル)

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