プジョー・シトロエン・ジャポンは26日、C4/C4ピカソをマイナーチェンジして、発売を開始した。C4には新型1.6Lターボエンジンと、新型1.6LのNAエンジンが搭載され、モデル数は5モデルから3モデルへ減らされたほか、C4ピカソにも新型1.6Lターボエンジンを搭載した。価格は、C4が269万円~324万円、C4ピカソが377万円。ボディカラーはC4が新色3色を追加した全7色、C4ピカソも新色2色を追加して全7色が用意される。

C4 5ドアモデル

3/5ドアハッチバック「C4」

C4は、3/5ドアハッチバックモデル。発売されるのは、5ドアハッチバックの「C4 1.6」「C4 1.6T Exclusive」と3ドアハッチバックの「C4 1.6 VTR」の3モデル。C4 1.6T Exclusiveには、140PS(103kW)/24.5kgm(240Nm)を発生する可変バルブタイミング機構を備えた1.6Lダイレクトインジェクション・ツインスクロールターボ付きDOHC16Vエンジンを搭載する。C4 1.6、C4 1.6 VTRには、可変バルブタイミング機構を備えた自然吸気の1.6L DOHC16Vエンジンを搭載する。最高出力は120PS(88kW)、最大トルクは16.3kgm(160Nm)。ともに、アルミ製合金ブロックと流量制御オイルポンプなどの技術で低燃費と、スポーティで運転しやすいトルク特性を実現したという。

C4 3ドアモデル

マイナーチェンジに伴い、フロントマスクなどの外観デザインも変更され、C4 1.6/C4 1.6T Exclusiveで+35mmの4,295mm、C4 1.6 VTRで+30mmの4,305mmと全長が拡大されたほか、新デザインのアロイホイールが採用された。内装では、マルチファンクションディスプレイ周りのデコレーションパネル素材や、タコメーターの位置などが変更されている。

3列シート7人乗りの「C4ピカソ」

C4ピカソは、C4シリーズで7名乗車のミニバンタイプのモデルで、大型のスーパーパノラミックフロントウィンドウやフロントスリークォーターガラスなどを備えたモデル。今回、C4と同様に新型の1.6Lダイレクトインジェクション・ツインスクロールターボ付きDOHC 16Vエンジンを搭載した。トランスミッションは、電子制御4速ATと、6速エレクトロニックギアボックスシステム(6EGS)の2種類が用意される。最高出力は4ATモデルが140PS(103kW)、6EGSモデルが150PS(110kW)、最大トルクはともに24.5kgm(240Nm)。

C4ピカソ

従来モデルにオプション設定されていた、「グラスパッケージ(電動サンブラインド付パノラミックガラスルーフ、2列目/3列目スーパーティンテッドガラス、ラミネーテッドサイドウインドウ)」が標準装備となった。また、オプションでシートやダッシュボード、ドアトリム、ステアリングホイールなどにイエローストーンの本革を使用した「フルレザーパッケージ」が設定される。