米大統領・オバマ一家がホワイトハウスで飼う犬種が「ポーチュギ-ズ・ウォーター・ドッグ」に決まったようだ。27日(現地時間)に発売されるバラエティ誌『ピープル』に掲載されるオバマ夫人のインタビューで明かされている。

オバマ大統領は、選挙の当選後の演説で、二人の娘からホワイトハウスで犬を飼うことを約束したことを暴露。その後、現地テレビ局のインタビューで犬種をラブラドールとポーチュギ-ズ・ウォーター・ドッグの2種に絞り、動物保護施設に収容されている犬を引き取る意向を明らかにした。

今回のピープル誌のインタビューで夫人は、現在、一家にふさわしい活発なポーチュギ-ズ・ウォーター・ドッグの成犬を選定している最中だと言明。2匹の同犬種を飼っている、テッド・ケネディ上院議員にも助言を求めたといい、「春休みが終わる4月ごろには我が家にやってくる予定」と語っている。

また、同時に犬の名前を考えている最中で、"Frank"や"Moose"といった娘が候補に挙げる名前について「言うのも嫌なくらい最悪!」と失笑している様子だ。新大統領一家の"ファースト・ドッグ"に選ばれたポーチュギ-ズ・ウォーター・ドッグは、ポルトガルが原産の漁猟犬。その名のとおり、泳ぎと潜りが得意な犬種とされている。