オービット・ミューズテクスは米MOTU(Mark of the Unicorn)のソフト・ドラムマシン「BPM」(Beat Production Machine)を3月6日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は3万9,800円前後。

15GBのサウンドライブラリを収録し、強力なエフェクトも搭載するソフト・ドラムマシン「BPM」

同製品は最新のソフトウェアシンセサイザ技術と、ドラムマシンの優れた操作性をあわせ持つドラム音源。合計15GBに及ぶ付属ライブラリはすべて24bit/96kHzサンプリング/マスタリングされ、さまざまなジャンルに対応できる200種類以上のドラムキットや1,000種類以上のスライスループ、シーケンスパターン、そしてドラム以外にギターやベースなど100種類以上のマルチサンプルなどを収録する。またパッドへドラッグ&ドロップして簡単に読み込めるだけでなく、変更可能なレイヤースイッチを装備しており複数のサンプルレイヤーを組み合わせることもできる。パッドは16個装備され、4つのバンクを切り替えることにより、最大64パッドの同時使用が可能だ。各パッドごとに独立チャンネルを備えたグラフィック・ミキサや、コンボリューション・リバーブを含むエフェクトも搭載。そのほか、「SP1200エミュレーションモード」を装備し、名機として人気が高いE-muのドラムマシン「SP1200」の特性を再現することも可能となっている。動作環境はWindows Vista/XPおよびMac OS X 10.4以上。スタンドアロン動作のほか、プラグイン形式はVST/RTAS/AU/MASに対応する。