マイクロソフトとCSK子会社、BitLocker管理ソリューションを共同開発

    山本善之介  [2009/02/26]

    マイクロソフトとCSK Winテクノロジは2月26日、Windows Vistaの暗号化機能「BitLockerドライブ暗号化」を管理するソリューション「Perfect Watch for BitLocker」を共同開発したと発表した。

    BitLockerはWindows Vista Enterpriseが標準搭載し、HDDの暗号化によりPCの盗難・紛失などによる情報漏洩のリスクを低減する機能。新ソリューションはBitLockerの機能を活用し、さらに非Active Directory環境下でも回復パスワードの集中管理を実現するとともに、各端末が搭載する各HDDの暗号化状態をリモートからでも管理できる。

    新たに開発したツールでは、GUIツールでユーザー企業が保有するPCの状態を一括管理可能なほか、管理コマンドと連携でき、ユーザー企業独自の管理が可能となっている。また、企業内ユーザーの暗号化解除操作を制限し、企業のセキュリティポリシーを徹底することや、Active Directoryの導入の有無にかかわらずツールが使用可能となっている。

    両社は共同で、企業ユーザーを対象に提案活動を実施し、Vistaより以前のWindowsを使用しているユーザー企業に対しては、新ソリューションを活用したWindows Vista移行を促進すべく協調して営業活動を行うという。また、Windows Vista導入済みのユーザー企業に対しても、よりセキュアで効率的な運用環境の実現を目指し、新ソリューションの採用を促進していくという。新ソリューションの初年度販売目標はクライアントPC台数で6万台。

    なお、新ソリューションは次期Windowsである「Windows 7」に対しても動作保証を行う予定であり、ベータ版で既に動作確認を完了し、正式製品版についてもリリース段階で即時対応すべく、共同にて検証作業など準備を進めていく予定だ。

    価格は、初期費用が管理者PC1台あたり10万円(税別)、年間使用料はクライアント500台までの場合で1台500円(税別)となっている。具体的なライセンス価格は以下の通り。

    区分 条件 価格(税別)
    初期費用 管理者PC1台あたり 10万円
    年間使用料 クライアント500台まで 500円/台
    年間使用料 クライアント501台目-1,000台まで 400円/台
    年間使用料 クライアント1,001台目-2,000台まで 300円/台
    年間使用料 クライアント2,001台目-3,000台まで 75円/台
    年間使用料 クライアント3,001台以上 別途応談

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