Cappuccino Web Framework

23日から24日(英国時間)に渡って開催されたFuture of Web Apps - Miami 2009でCappuccinoの開発チームが新しいプロジェクトに取り組んでいることを発表したとAjaxian - Big News from Cappuccino: Aristo and Atlasが伝えている。同記事によるとCappuccinoの開発チームはAristoとAtlasという2つのプロジェクトに取り組んでいるという。Atlasに関してはすでにスクリーンキャストがAtlas - 280 Northで公開されている。

CappuccinoはObjective-Jを使ってApple Cocoaと類似したフレームワークをJavaScript Ajax Webアプリケーション開発にも適用しようというもの。CappuccinoおよびObjective-Jにはすでに280 Slidesという成果物があり、どういったWebアプリケーションを開発できるかといった実例は示されている。

AtlasはCappuccinoを使って開発されたオンライン開発環境で、Webアプリケーションの開発をすべてWebブラウザで実施するというものだ。スクリーンキャストからはコーディングのほかUIを活用したマッシュアップが実現されていることがわかる。方向性は異なるが、Webブラウザで開発をおこなうという発想は先日Mozilla Labsから公開された新しいプロジェクトBespinに通じるものがある。