しなの鉄道は3月22日、旧国鉄169系電車の湘南色車両による快速「さよならリバイバル信州号」を運行する。同社は旧信越本線の軽井沢 - 関山間開業120周年を記念して、旧国鉄169系電車のうち1編成をオレンジとグリーンの湘南色に復元し「リバイバル信州号」として運行していた。湘南色は国鉄時代に169系が誕生した当時の塗装で、同日が湘南色による運行の最終日となる予定。

169系湘南色車両

快速「さよならリバイバル信州号」は軽井沢駅12:10発 - 小諸駅12:29着、小諸駅13:27発 - 軽井沢駅13:46着で1往復し、途中の駅はすべて通過するとのこと。その後、軽井沢発長野行き列車が湘南色の最終運行となる。同列車は軽井沢駅15:00発、長野駅16:17着。途中停車駅は中軽井沢、小諸、田中、大屋、上田、坂城、戸倉、屋代、篠ノ井の各駅。快速「さよならリバイバル信州号」と最終運行列車はどちらも普通乗車券のみで乗車できる。 同社は同日の6:00から軽井沢駅で記念グッズを発売するという。商品は愛称札(1,000円)、行先標(2,500円)、ヘッドマーク原寸大(9,800円)、ヘッドマーク1/2サイズ(2,300円)、運転士携行時刻表(1,200円)、キーホルダー愛称札(500円)、キーホルダー行先標(500円)。それぞれ売り切れ次第販売終了するとのこと。

愛称札(1,000円)、行先標(2,500円)、ヘッドマーク原寸大(9,800円)