新しい開発パラダイムBespin、Mozilla Labsから実験プロジェクト登場

    後藤大地  [2009/02/16]

    Developer Tools - Bespin

    Mozilla Labsはグループ開発のスタイルを大きく変えるかもしれない可能性を持った新しいプロジェクトBespinを発表した。MozillaはOpen Webの実現へ向けて研究開発に取り組むグループ"Developer Tools Lab"を運営しているが、今回発表されたBespinはDeveloper Tools Labで取り組まれているもの。かなり実験色が強いプロジェクトだ。

    Bespinは簡単に言ってしまうとブラウザで使える共有機能付きのオンラインエディタだ。WebアプリケーションやWebサービスが普及した現在、開発者は多くの作業時間をWebブラウザと共に過ごす。ならば開発もブラウザを開いて行えば便利という発想だ。掲げられている目標は次のとおり。

    • 簡単に扱える
    • リアルタイムコラボレーションが実現できる
    • ViやEmacsが実現しているようなコマンドライン的機能を統合
    • インタフェースや機能の高い拡張性
    • サーバにデプロイして使える自由性
    • 高速性
    • どこからでもどんなデバイスからでも使えるアクセス性

    NetBeans IDEやEclipse IDEが統合開発環境をGUIアプリケーションとして開発しているのと比べ、Bespinはコラボレーション機能を備えたWebエディタアプリケーションを開発して、そこから機能を強化していくアプローチを目指すことになる。

    発表されたばかりで今後どういった方向をたどるかはわからない。またBespinはFirefoxやThunderbirdと異なりかなり実験色の強い取り組みだ。使い物になるかどうかは今後の展開次第といえる。執筆現在では、OSSプロジェクト名と公開されているリポジトリURLを申請すればそれに対応するプロジェクトを作ってBespinが試せるようになるとされている。

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