Appleは12日 (米国時間)、Mac OS X用セキュリティパッチ「Security Update 2009-001」の配布を開始した。対象システムはMac OS X 10.4.11とMac OS X 10.5.6、プラットフォーム別に計6種のバイナリパッケージが提供される。

今回のセキュリティアップデータにより修復される項目は計28件、うちMac OS X 10.4.11 (Tiger) が18件、Mac OS X 10.5.6 (Leopard) が26件。AFPサーバやビデオコーデック (Apple Pixlet Video) など、脆弱性の存在が確認されたコンポーネントが修復された。同日公開の「Safari 3.2.2 for Windows」で修正された、JavaScriptに関する脆弱性についてもカバーされる。

あわせて、LeopardとTigerそれぞれに対応するJavaランタイム環境のアップデータも公開された。アップデータの適用により、Java Web StartとJava Appletに存在が確認された脆弱性が修正されるほか、互換性に関する問題が解決される。