専用ソフトウェア/ハードウェアのセットで、単体でもプラグインとしても幅広く使える「MASCHINE」

ディリゲントはNative Instrumentsが「The NAMM Show 2009」で発表した音楽制作ツール「MASCHINE」を3月4日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は7万2,800円前後。

同製品は高性能サンプラー・エンジンを基盤とした専用ソフトウェアと、リズムマシン風のインタフェースを備えた専用ハードウェアを組み合わせたパッケージ。300種類のドラムキットや280種類以上のマルチサンプル・インストゥルメント、400種類以上のスライス・ループ、6,500種類のワンショット・サンプルなどが収録されたライブラリは総容量5GBに及び、さまざまな音楽ジャンルへ対応可能だ。ブラウザはタグベースとなっており、使いたいドラムキットやインストゥルメントをスムーズに探し出すことができる。パターンベースのシーケンサは、ステップレコーディングおよびリアルタイムレコーディングにも対応。スタンドアロンとしてMASCHNIE単体で曲を制作することや、各種DAWのプラグインとして動作させることも可能。USB接続の専用ハードウェアは16個のアフタータッチ付きベロシティ・パッド、11個のロータリー・ノブ、41個のボタンと解像度256×64ピクセルのバックライト付きディスプレイを搭載。汎用MIDIコントローラとして使うこともできる。動作環境はWindows Vista/XP(SP2)およびMac OS X 10.4.x/10.5。スタンドアロンに加え、プラグイン形式はVST/RTAS/AudioUnitsに対応。同梱ハードウェアのサイズは320(W)mm×295(D)mm×60(H)mm、重量は1,811g。