デルは3日、日本を含む世界13カ国において、IT技術を活用してビジネスを成功させている革新的な中小企業を表彰する「2009年 デルスモールビジネス賞」を実施すると発表した。応募は、専用ページにて2月3日から4月3日まで受け付ける。

デルスモールビジネス賞は、デルと全米独立企業連盟(NFIB)により、2004年に米国で設立されたもの。現在では新興国の起業家を支援する非営利団体「Endeavor」、および「国際ベンチャー企業協議会(ICSB)」を運営パートナーに迎えてグローバルに展開し、本年度は米国、カナダ、メキシコのほか、日本、中国、オーストラリア、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国に、新たにインドを加えた13カ国で実施される。日本では、2008年に初めて実施され、青森県十和田市の道の駅とわだが国内部門優勝企業に選出された。

応募対象は、日々の業務にIT技術を活用することで、高いビジネス効果や競争力の向上、または顧客満足度の向上などを実現した成功事例をもつ、100人以下の従業員の企業、または個人事業主。デルスモールビジネス賞では、グローバル部門と国内部門が設定され、グローバル部門優勝企業には、同社主催の会議への招待と5万ドル相当の同社製品/サービス、国内部門優勝企業には、同社主催の会議への招待と2万5,000ドル相当の同社製品/サービスが贈られる。

選考は2段階で、第2次選考の後、6月中旬に国内10社の最終候補を発表し、9月には日本を含む世界13カ国の国内部門優勝企業が発表される予定だ。