松井証券は2月中旬より、同社の「即時決済取引」の前場の取引時間を延長する。これにより、取引所取引の昼休み時間帯であった午前11時~12時の間でも「即時決済取引」が可能となる。

黄緑色の時間帯は、売買価格は基準取引所の時価に連動する。今回延長される時間帯(黄色)は、前場の終値(一本値)。白い部分の時間帯は取引不可

即時決済取引では、通常取引とは異なり約定と同時に決済が完了するので、売却金額を同日の同じ銘柄の買い付け代金に利用できる。

松井証券での取引銘柄は、東証1部上場銘柄株式・優先出資証券、ETF(東証上場銘柄のみ)、REIT(東証上場銘柄のみ)で、外国銘柄は除く。約定可能な銘柄は、同社のインターネット経由の取引サービス「ネットストック」の会員であれば、会員画面から「約定可能銘柄一覧(買い)」「約定可能銘柄一覧(売り)」を見ることができる。ただし一覧は、表示内容に対当する注文が約定することを保証するものではないとのこと。「取引についての詳細は松井証券のWEBサイトをご確認ください」(同社)。

なお、同社では3月31日までの期間、即時決済取引の注文のうち、1日当たり約定代金1,000万円までの手数料を無料とするキャンペーンを実施している。