あの衝撃からはや四半世紀

1月24日、Macは発売から25年を迎えた。Apple Computer (現Apple) からモニタ一体型の「Macintosh (128k)」が発売されたのは、1984年1月24日だ。

初代Macintoshは、9インチ / 512×342ピクセルの白黒モニタを内蔵した一体型。CPUにはクロック数8MHzのMotorola 68000、64KBのROMに128KBのRAMを採用。メインの磁気記憶装置として、片面単密度 (400KB) の3.5インチFDDが搭載されていた。入力装置には、分離型のキーボードにくわえ、ワンボタンマウスを装備。標準価格は2,500米ドル。

オペレーションシステムは「System 1.0」を採用。ROMに収録されたAPI (Toolbox) と、1枚のフロッピーディスクにいくつかのアプリケーションとともに収録されたプログラムにより構成された。なお、System (日本では「漢字Talk」) はMacintoshの世代交代とともにバージョンアップを重ね、1997年発表のバージョン8から「Mac OS 8」と名称を変更している。

Macintoshが最初に注目されたのは、1984年の「スーパーボウルXVIII」で放映されたテレビコマーシャル。すでに「エイリアン」や「ブレードランナー」などの作品を世に送り出していたリドリー・スコット監督の手によるもので、英国人作家ジョージ・オーウェルの小説「1984」をモチーフにした映像と、「And you 'll see why 1984 won't be like 1984」というメッセージは、多くの視聴者に強い衝撃を与えたといわれる。CMの効果によるものか、Macintoshは5月上旬までに7万台以上のセールスを記録している。

初代Macintoshのスペックは、現在もAppleのWebサイトで確認できる