メリル・ストリープが12年ぶり来日 - 「ギャラなんていらない!」

      [2009/01/22]

    レオナルド・ディカプリオとの共演作『マイ・ルーム』以来12年ぶりに来日したメリル・ストリープ(59)

    映画『マンマ・ミーア!』に主演したメリル・ストリープが12年ぶりの来日を果たし、22日に都内で記者会見を行った。会場には記者210名、スチール70名、ムービー20名と大勢の報道陣が詰めかけ、ストリープも「まあ、たくさんいらっしゃってるのね」と驚いた様子だった。

    全世界で興行収入5億ドルを売り上げ、歴代のミュージカル映画の中でも断トツのトップに躍り出た本作では、「ダンシング・クイーン」やタイトルにもなった「マンマ・ミーア」などアバの楽曲に乗せて、スクリーン上で本格的なミュージカルが展開される。

    結婚前夜。父親を知らずに育った花嫁のソフィ(アマンダ・セイフライド)は母ドナ(メリル・ストリープ)に内緒で彼女の日記を読み、父親である可能性がある3人の男性に招待状を出す。当日やってきたサム(ピアース・ブロスナン)、ハリー(コリン・ファース)、ビル(ステラン・スカルスガルド)はそれぞれが自分が父親だと主張してソフィを悩ませ、昔の恋人に思いがけなく再会したドナも、それぞれとの過去が蘇り取り乱してしまう。

    舞台はギリシアの美しい小島

    ミュージカルへの出演は初めてだというストリープは「撮影は本当に楽しくて、『ギャラなんかいらない!』って冗談で言っていたくらい。特別なレッスンはしなかったわ。70年代はどこのクラブに行ってもアバがかかってたからほとんどの歌は知っていたし」とニコニコしながら撮影を振り返った。

    「私は女優として"完璧主義者"だって評判を立てられているんだけど、(ほんとは違うのにね、と小声で付け加え)今回は中年女性がまあまあの踊りと歌を披露できればいい、って自分を納得させていたの(笑)。この音楽を聴けば体が勝手に踊り出す、そんなエモーションが表現できればよかったのよ」。

    質疑応答では身振り手振りを交え、擬音語を多用しながら楽しそうに質問に答えていた

    3人の"元・恋人"については「個人的にもチームとしてもいいオトコたちだったわ。ピアースの歌は……けっこういろいろ言われていたけど(笑)、彼の声は最高にスウィートなのよ」と庇う場面もあった。

    プライベートでは4人の子供の母でもあるストリープ。劇中、娘に3人の恋人の存在を秘密にしていたドナのように、子供たちに内緒にしていることはあるかと聞かれると「恋愛に関してはないわね。自分の経験に基づいていろいろ警告めいたことも言いたいんだけど娘が全然聞かないんだもの。他の隠し事なら、あるわ」とニヤリ。

    長男はLAでミュージシャン、長女は女優、次女は大学を卒業し目下失業中、末娘は大学受験を控えているとか

    ゴールデングローブ賞で主演女優賞にノミネートされたこともあり、「今夜アカデミー賞のノミネーションが発表されますが」と水を向けられるとニッコリ「I hope so.(そうだといいわね)」。

    『マンマ・ミーア!』は1月30日より日劇1ほかにて全国ロードショー。

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