ソニー、リニアPCM録音も可能なICレコーダー「ICD-SX900」「ICD-SX800」

    村田修  [2009/01/21]

    ソニーは21日、ICレコーダーの新製品「ICD-SX900」(内蔵メモリ4GB)「ICD-SX800」(内蔵メモリ2GB)を発表した。発売は2月21日を予定しており、価格はオープン。市場価格は、ICD-SX900が2万5,000円前後、ICD-SX800が2万円前後と予想される。

    高音質録音も可能なICレコーダー「ICD-SX900」(左)と「ICD-SX800」

    同社では、楽器演奏の録音や野外での録音などをターゲットとしたリニアPCMレコーダー「PCM-D1」「PCM-D50」をリリースしている。今回発表されたICD-SX900/800もリニアPCMでの録音が可能なモデルだが、製品カテゴリーとしては一般的なICレコーダー。手軽に使えるICレコーダーでありながら、無圧縮のリニアPCMでの録音もサポートしているというのがポイントだ。

    搭載されているマイクは計3本。左右に配置されている2本のマイクは無指向性で、ステレオ録音に使用される。中央に配置されているマイクは、単一指向性を持っており、ボイスレコーディングなどに使用される。いずれも新開発されたもので、ステレオ録音用のマイクでは、ICD-SX88などに搭載されているマイクに比べて、約1/3にまでノイズを低減、さらにセンターマイクは、約30mの距離の音声をキャッチできる高感度タイプ。録音モードは、従来までの「口述」「会議」「マニュアル」に、「高感度」「音楽」の2モードをプラス。マニュアル以外の各モードでは、録音対象に適したマイクと、録音フォーマットが自動セレクトされる。なお、PCM-D1/50などとは異なり、録音時間を延長するための外部メディアの使用(メモリースティックなど)には対応していない。

    電源は単四電池×2。パッケージには、Ni-MHバッテリーが2本含まれている。充電はUSBか、またはオプションのUSB充電ACアダプター「AC-U50AD」を利用する。このほか、パッケージには、PC上での再生/CD作成ツールと、波形編集ツールも含まれている。本体サイズは31.3(W)×130.0(H)×15.4(D)mm。質量は約75g(電池含む)。

    録音時に使用可能な音声フォーマットや録音可能な時間は表のとおり。再生時には、これらのフォーマットのほかに、32kbps~192kbpsのWMAファイルも使用可能だ(DRMには非対応)。

    形式 録音モード録音品質ICD-SX900での録音時間ICD-SX800での録音時間
    リニアPCM ステレオ高音質モード44.1kHz/16bit6時間25分3時間10分
    ステレオ長時間モード22.05kHz/16bit12時間50分6時間25分
    MP3 ステレオ高音質モード44.1kHz/192kbps47時間30分23時間35分
    ステレオ標準モード44.1kHz/128kbps71時間15分35時間25分
    モノラル標準モード44.1kHz/48kbps190時間5分94時間40分
    LPEC ステレオ高音質モード(STHQ)44.1kHz/128kbps70時間10分34時間55分
    ステレオ標準モード(ST)44.1kHz/48kbps185時間20分92時間15分
    ステレオ長時間モード(STLP)44.1kHz/24kbps356時間45分177時間40分
    モノラル標準モード(SP)16kHz/16kbps564時間40分281時間20分
    モノラル長時間モード(LP)8kHz/6kbps1,505時間55分750時間15分

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