宇宙航空研究開発機構(JAXA)および三菱重工業は、種子島宇宙センターから打ち上げ予定であった温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)/H-IIAロケット15号機(H-IIA・F15)の打ち上げを、当初の1月21日から22日へと延期していたが、23日12時54分～13時16分(日本標準時)に改めて延期したことを発表した。
これは、当初は打ち上げ時間帯において射場近辺の氷結層を含む雲の厚さが改善されると予測していたが、その後の観測結果より改善が見込めないと判断したことによるもの。
なお、同地付近の気象予報は、23日が曇り、24日が曇り時々雨(雪)、25日が曇り時々雨となっており、1月23日の打ち上げの可否については、22日以降の天候状況などを踏まえ、引き続き判断していくとしている。
