Nokiaが「Qt」のライセンスを変更、次期版よりLGPLでも提供へ

    末岡洋子  [2009/01/16]

    フィンランドNokiaは14日(現地時間)、オープンソースのクロスプラットフォームGUIツールキット「Qt」について、次期版「Qt 4.5」よりライセンスオプションにLGPLを加える計画を発表した。KDEコミュニティや「Ubuntu」の英Canonicalはこの動きを賞賛している。

    Qtはデュアルライセンスで配布されており、オープンソース版はGPLを採用している。今回、次期版のライセンスオプションとして、LGPL 2.1を加えることを決定したことで、GPLより配布の自由が高くなるとしている。オープンソースおよび商用ソフトウェアの開発者の利用を奨励する狙いだ。

    同社ではQt 4.5を、2009年3月にリリースする予定で、商用バージョンも提供する。これまでのバージョンのQtのライセンスに変更はないとしている。

    QtはC++のGUIツールキットで、KDEや「Opera」「Skype」「Google Earth」などが利用している。Nokiaは2008年、Qtを開発するノルウェイTrolltechを買収、Qt Softwareとして事業を展開している。

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