マイクロソフトは、「Windows 7 ベータ版ダウンロード」として、Windows 7 ベータ版の日本語告知ページを公開した。

同ページでは、Internet Explorerを利用することで「Windows 7 ベータ版日本語版」の32bit版および64bit版のISOファイルをダウンロードできるようになっている(これらデータとベータ版のライセンス認証を行うためのプロダクトキーの入手には、別途Windows Live IDへの登録が必要)。

またベータ版利用に関する以下の条件を挙げ、合致しないものが1つでもあればWindows 7 ベータ版のテストを行わないよう呼びかけている。

  • アクティブなベータテスターとして参加し、Windows 7の完成に協力するためのフィードバックを提供する意志がある
  • Windows 7 ベータ向けのテスト専用パソコンを別途用意している
  • PCのバックアップ、Windowsのインストールおよび再インストール、ホームネットワーク接続の再構成を行える
  • 自分でPCのトラブルシューティングを問題なく行える
  • ISOファイルと空きDVDディスクから、Windows 7 ベータ版のインストールDVDを作成する方法を理解している
  • システム回復ディスクを所有し、その使用法を理解している
  • ベータテスターのコミュニティに参加し、体験やフィードバックをリアルタイムで共有する意志がある

すべての条件が合致する場合でも、以下の点を確認するよう注意している。

  • 技術サポートは提供されない
  • 家庭または業務で利用するPCににWindows 7 ベータ版を導入しない(マイクロソフトはダウンタイムに対する責任は負わない)
  • 今回のベータ版は、2009年8月1日に有効期限が切れる(機能が停止する)。これ以降もPCを使用し続ける場合は、有効期限日までに前バージョンのWindowsを再インストールするか、それ以降にリリースされた Windows 7を使用する(ただし、ベータ版から、Windows 7製品バージョンへのアップグレードは行えない)

また今回のベータテストは、開発者や企業のIT管理者、自身でOSの導入と現状復帰が行えるユーザーに、開発段階の製品を評価・検証およびマイクロソフトへのフィードバックを行ってもらうことで、製品品質の向上を図る取り組みの一環として展開している旨を掲載している。