キリンビールはこのほど、同社の「キリン一番搾り生ビール」のリニューアルを行うと発表した。今春で発売20年目を迎えることから行われたリニューアルで、3月上旬製造分から、味わい面とパッケージを新たにした製品へと切り替えるとのことだ。

リニューアル後の「キリン一番搾り生ビール」。パッケージ中央下部に「しずくマーク」が

リニューアル後の同製品は、麦芽100%によって旨みをアップ。現行商品の上質なコクはそのままに、渋味を抑えてさらに澄みきった旨さを実現したという。パッケージには、一番搾り麦汁をアイコン化した「しずくマーク」を配置。一番搾りならではのおいしさを表現したという。

同社広報室によるとリニューアルの理由を、「20年前は"ビール"というカテゴリーのみでしたが、現在では様々なジャンルの製品が登場しています。それに伴い、消費者の求めるものが相対的に変化しており、その中で『一番搾り』に求められるものを新たに追求したいという考えがあったからです」。

なお市場予想価格は、350ml缶で217円前後、500ml缶で284円前後となる見込み。