近江鉄道の電気機関車ED4001が東武鉄道に里帰り - 新東武博物館で展示決定

    杉山淳一  [2009/01/08]

    東武鉄道と近江鉄道は7日、近江鉄道が所有している電気機関車「ED4001」を、2009年7月にリニューアルオープンする東武博物館(東京都墨田区)にて保存展示すると発表した。

    東武鉄道時代の「ED4001」

    近江鉄道で保存中の姿

    「ED4001」型電気機関車は1930年に英国イングリッシュ・エレクトリック社が製造し、東武鉄道の第1号電気機関車として納入され、1972年まで貨物列車を牽引した。1973年から近江鉄道に活躍の場を移し、貨物輸送に使用されていたとのこと。1986年に引退した後は、昭和初期に活躍した貴重な電気機関車として、近江鉄道彦根駅構内にて保存されていたという。

    東武鉄道では同社最初の蒸気機関車2両と、同社最初の電車「デハ1形5号」を保存し、東武伊勢崎線東向島駅の高架下にある「東武博物館」に展示していた。「ED4001」型電気機関車を展示することで、同博物館には東武鉄道最初の蒸気機関車・電車・電気機関車が一同に揃うという。

    就役当時の「5700系電車」

    5700系の後年の姿

    リニューアル後の東武博物館では、この他に、東武鉄道が戦後初の特急ロマンスカーとして製造した5700系電車のうち「モハ5701」も新たに展示するとのこと。同車両は1951年~1953年にかけて12両が製造され、浅草~東武日光・鬼怒川温泉間の特急電車として活躍したという。

    なお、東武博物館はリニューアル工事のため2008年12月29日より休館中とのこと。新しくなった東武博物館では電車のシミュレーション設備を更新し、2011年に竣工予定の東京スカイツリーを含めた鉄道模型の大パノラマも公開されるという。

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