JR東日本とJR北海道は22日、両社が発行するIC乗車券の相互利用サービスを2009年3月14日から開始すると発表した。これにより、首都圏・仙台・新潟の「Suica」エリアと札幌圏の「Kitaca」エリアをいずれか1枚のIC乗車券で乗車できるようになる。利用可能地域は「Suica」エリア793駅、「Kitaca」エリア55駅。

記念カード券面(Kitaca)

サービス開始に伴い、記念カードの発売が同日より開始される。「Suica」5万枚、「Kitaca」1万枚の枚数限定で、発売箇所など詳細は未定。

なお、「Kitaca」では同日より電子マネーサービスも開始させるとともに、Suica加盟店とKitaca加盟店との間での電子マネー相互利用サービスも同時にスタートさせる。サービス開始当初のKitaca加盟店は60店舗あまりにとどまる見込みだが、JR北海道では2010年春までには10倍程度まで拡大したい考えだ。