DOMプログラミング救世主、Element Traversal W3C勧告

    後藤大地  [2008/12/24]

    Element Traversal Specification

    W3Cは22日(米国時間)、Element Traversal SpecificationをW3C勧告として発表した。Element Traversal SpecificationはDOMツリーの操作を規程したインタフェースのひとつ。プログラミングの複雑性を軽減することを目指している。

    DOM Level 1では11種類のNodeインタフェースが規程されている。しかし実際にプログラミングで使われるのはそのうちElementノードだけであることがほとんどで、ほかのノードはプログラミング上煩雑なものとなっていた。Element Traversal SpecificationはElementノードだけを対象としたインタフェース。Firefox 3.1はすでにElement Traversal Specificationに対応したAPIを実装している。煩雑な判定処理が不要になり、プログラミング負荷が軽減されるとみられる。

    ECMAScriptの場合 - Element Traversal Specificationより抜粋

    Javaの場合 - Element Traversal Specificationより抜粋

    ただし事前にJohn Resig氏が指摘していたように、Element Traversal Specificationには.childElementsが定義されなかった。同様の機能を提供する.childrenは主要ブラウザで対応している、または次のバージョンで対応が予定されている。今回の仕様には含められなかったが、JavaScriptを使う場合にはElement Traversal Specificationとともに.childrenも検討対象に含めておきたい。

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