トレンドマイクロは、法人向け有償サポートプログラム「トレンドマイクロ プレミアム サポート」(以下、TPS)を2009年1月1日より全面刷新し、従来の感染被害発生後のサポートに加え、セキュリティ被害の発生そのものを防止する「プロアクティブ プロテクション サービス」の提供を開始すると発表した。

TPSは2001年3月から提供され、24時間365日、問い合わせが可能な法人向け有償サポートプログラム。従来のTPSは、感染被害を収束させて直接的・間接的な被害額を抑制することを目的に検体の解析による不正プログラムへの対応や、単一の不正プログラムにのみ対応するパターンファイル提供などを行っていた。

来年1月より提供する「プロアクティブプロテクション サービス」では、セキュリティリスク分析や、ユーザーの環境に応じた適切な製品群の実装支援を行う。

サービスの種別には、「Silver」「Gold」「Diamond」の3種類が用意され、市場想定価格は年間250万円から。

具体的なサービスの違いは以下の通り。

提供サービスの種別 Silver Gold Diamond
担当エンジニア(Technical Account Manager)の任命 兼任1名 兼任1名 専任1名
24時間365日受付
専用Webツールの提供
電話による技術支援
製品情報の提供
ウイルス警告サービス
ウイルス調査ガイドの資料提供
未知ウイルス解析
バンテージパターンの提供
重要障害発生時の対応
導入時のオリエンテーション実施
定例ステータスミーティングの実施
(Gold 年4回、Diamond 年12回)
アカウントサポートプランの提供(年次)
セキュリティトピック クリッピングレポートの提供(月次)
ウイルス調査ガイドによるトレーニング
重要障害発生時の事前アポイントによる訪問対応
ウイルスレスポンスSLA
(2時間以内のバンテージパターン提供)
ウイルス大規模感染被害発生時の訪問対応