パナソニックと三洋電機は19日、両者の間で資本・業務提携契約を締結したことを発表した。これに伴い、パナソニックは公開買い付けにより三洋電機の総株式を希薄化する。買付価格は三洋電機の普通株式1株あたり131円、A種優先株式1株あたり1,310円、B種優先株式1株あたり1,310円の予定。なお、パナソニックは取得したA種優先株式およびB種優先株式を、優先株式1株あたり10株の割合で普通株式に転換する方針でいる。完全希薄化後の普通株式の発行済み株式数は61億4,220万7,315株となる予定。

パナソニックと三洋電機は、公開買付成立後も三洋電機の普通株式の上場を維持する方針で合意している。

本件に関し、19日の17時30分より大阪市・北区にて、両者の緊急共同記者会見が開かれる。詳細は追ってレポートする予定。