ネットジャパンは18日、Citrix XenServer上に構築した仮想マシンを保護するためのフォールトトレラントソリューション「Marathon everRun VM」を発売した。価格は1ライセンスあたり85万円(税別)。

新製品が保護するXenServer上の仮想マシンは、2台のホスト上で全てのストレージとI/O操作をミラー化するためフォールトトレラントクラスの保護レベルを得られる。仮想マシンごとに最適な保護レベルを選択でき、またアプリケーションの重要度により保護レベルを設定可能。仮想マシンの保護はウィザードで設定でき、ポリシー管理により全てのシステム/ネットワーク/ディスクI/Oの障害を自動処理できる。

Marathon everRun VMのメイン画面

Marathon everRun VMの保護レベル選択画面

Xenハイパーバイザー上で仮想マシンを直接実行するため、オーバーヘッドによる影響を受けずに仮想マシンを稼働できる。標準的なIAサーバーを利用可能で、メンテナンスや拡張に専用の部品を使用する必要がない。

任意のWindows Serverアプリケーションを保護し、クラスタ対応ソフトやカスタマイズは必要ない。またシステムを稼働状態のまま仮想マシンを別ホストに移動する、オンラインマイグレーションが可能だ。