複数の動画を組み合わせたり、任意の長さに区切って編集したりして、新しい映像を作り出すソフトを「VJソフト」と言います。通常、VJソフトは有料のものが多いのですが、今回は無料で使えるVJソフトである、Adobe AIRアプリケーション『ONYX-VJ』を紹介します。

「ONYX-VJ」の起動画面。ライブラリの読み込みや設定ファイルのロードが行われるため、起動までに4、5秒程度かかる

起動するとデフォルトの編集画面に移る。画面上部(レイヤー画面)で個々の映像ファイルを編集。画面下部のメニューから、パフォーマンスの確認やキーマッピング(ショートカットキー)の設定画面を起動させることが可能

基本的な操作はマウスで行えます。「ライブラリ」から編集したい映像ファイルを選択し、各ファイルのX/Y軸の調整や、回転、色合い、明るさ等の編集を行います。

サンプル動画を編集している画面。画面右下に、各動画が合わさった映像が流れていることが確認できる。エフェクトやフィルタも自作が可能のようだ

動作は軽く、Flashファイル(swf)やカメラなどの外部入力にも対応しています。無料ソフトとはいえ機能は揃っているので、簡単なものから本格的な映像まで、さまざまな映像を作ることができるでしょう。

(森 哲/デジカル)

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