NTTと米マイクロソフトは、ネットワークとアプリケーションの融合によるサービス創造を目指し、「SaaS over NGN」における戦略的な協業検討を開始することを発表した。

マイクロソフトは、NTTグループのSaaS基盤上にアプリケーションパートナーとして参画し、マイクロソフトが「ソフトウェア+サービス」で提供している製品におけるSaaS型ビジネスの事業化を共同検討していく。具体的には、NTTグループ各社、マイクロソフト米国本社・日本法人による検討チームを発足させ、グローバル展開も視野に入れ、具体化に向けた検討を進めていく。

NTT代表取締役副社長 宇治則孝氏は、「両社の協業により、ネットワークの特長を活かした有力なアプリケーションの展開に弾みがつき、企業活動の効率化やICTによる社会の発展に貢献できる成果が生まれることを期待します」とコメントしている。

NTT代表取締役副社長 宇治則孝氏(左)と米マイクロソフト COO ケビンターナー氏(右)