米デルと米EMCは、グローバルな提携関係を複数年に渡って延長し、少なくとも2013年まで継続すると発表した。また、本提携の延長に加え、DELL/EMCファミリーのネットワーク・ストレージ・システムのポートフォリオに「EMC Celerra NX4」が追加される。

米デルと米EMCは2001年10月に提携を開始。当初よりコラボレーション・モデルを導入し、ネットワーク・ストレージを通じて複雑性を排除するとともに、情報の効率的な保存、管理、保護を実現するなど、それぞれの長所を活かしたメリットを顧客企業に提供してきた。2008年にも、ドライブ、接続性、処理能力、シン・プロビジョニング、セキュリティの最新技術を搭載したDELL/EMC CX4ネットワーク・ストレージ・システムの新しいラインナップ発表や、Oracle Optimized Warehouse Initiativeにおいて拡張可能な新しいデータ・ウェア・ハウジング・ソリューションの提供など、様々なコラボレーションを展開している。

今回の提携契約延長によりDELL/EMCファミリーに追加されることが決定したEMC Celerra NX4は、NAS、iSCSI、ファイバーチャネルを単一のプラットフォームに統合できるネットワーク・ストレージ。2009年初頭には、デル社のストレージ ポートフォリオに追加される予定という。