Good OS、Webブラウザだけの新OS「Cloud」発表

    Yoichi Yamashita  [2008/12/02]

    gOSの開発で知られるGood OSは12月1日、「Cloud」というWebブラウザベースの新しいオペレーティングシステムを発表した。

    Good OSの説明によると、CloudはWebブラウザと簡易版のLinuxカーネルを統合したもので、Webブラウザ内からパソコンの操作、リッチクライアントアプリケーションの利用、インターネット・アクセスを可能にする。

    ハードウエアの要件は、x86の標準プロセッサ、128MB RAM、35MBストレージなど。搭載パソコンの電源をオンにすると、アイコンDockを内部に備えたWebブラウザが起ち上がる。アイコンDockの左側にはGmail、Google Calendar、Google DocsなどのWebアプリ、Skypeやメディアプレーヤーなどのリッチクライアントアプリケーション、右側には電源ボタンやネットワークマネージャーなどのアイコンが並ぶ。Webブラウザ内からのコントロール機能は電源オフのほか、ネットワーク管理、バッテリー残量確認、音量変更、ファイル管理など。Windows XP/ Vista、Linux OSが必要ならば、Cloudから起動して切り換えられる。

    Webブラウザ内にDockを備えたCloud

    GIGABYTE Touch-Screen Netbook

    Good OSは仏パリで開催中のNetbook World Summitで、GIGABYTEのタッチスクリーン搭載Netbookを使ったデモを披露している。デモ機のCloudは英語のほか、日本語、中国語、韓国語をサポートする。来年前半にはCloudにWindows XPを組み合わせたGIGABYTEのNetbookが登場するという。同製品の詳細については来年1月に米ラスベガスで開催されるConsumer Electronics Show (CES)で説明するそうだ。

    現時点で公開されている限られた情報を総合すると、CloudはNetbookにおいてインターネットとリッチアプリケーションを素早くかつ手軽に利用するための環境になりそうだ。FAQによると、Cloudの起動時間はハードウエアに左右されるものの、「それぞれのプラットフォームで最も短時間でWeb環境に入れる」としている。リッチクライアントアプリケーション向けにアプリケーション・フレームワークを装備。メディア形式はFlashとMP3をサポートする。

    Good OSのCEOであるDavid Liu氏は「電源をオンにしてから数秒でGoogle、Yahoo!、Liveなどを利用できる。GIGABYTE Touch-Screen Netbookは先進的なハードウエアであり、それに見合うソフトウエアとの組み合わせによって最高のNetbookが市場に送り出される」とコメントしている。

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