ゼンハイザーは28日、ワイヤレスヘッドホン「MX W1」、イヤモニターヘッドホン「IE8」「IE7」「IE6」「CX6 Travel」のあわせて5モデルを発表した。発売は12月予定で、価格はオープン。推定市場価格は「MX W1」が6万円前後、「IE8」が4万円前後、「IE7」が3万円前後、「IE6」「CX6 Travel」が2万円前後。

「MX W1」は、ダイナミック型ドライバーを搭載したKleer採用の左右完全セパレートタイプワイヤレスヘッドホン。Kleerは、CD品質の音楽データを可逆圧縮で転送可能な高品質マルチポイントオーディオ無線転送規格。ツイスト・トゥ・フィットシステムを採用し、装着時の安定性の向上を図ったという。周波数特性は19~20,000Hz。感度は115dB。インピーダンスは32Ω。付属品はトランスミッター、ドッキングステーション、イヤーパッド、イヤーアダプター、キャリングケース、USB充電ケーブル、ACアダプターセット、ホールディングバンド。

左から「IE6」「IE8」「CX6」

IE8では低域のレベル調整が可能

「IE」シリーズは、ハイエンド向けのダイナミック型ドライバー搭載イヤモニターヘッドホン。「IE8」は、同シリーズのフラッグシップモデル。イヤホン本体には、低域レベル調整用のネジを装備しており、付属の調整用ドライバーにてバスコントロールが可能。周波数特性は10~20,000Hz。感度は125dB。インピーダンスは16Ω。付属品は、標準のイヤーピースのほかに、ラメラ、ウレタン、モールドの4種類、キャリングケース、イヤーフック、ケーブルクリップ、クリーニングツール。「IE7」は、バランスの取れた忠実な原音再生を実現したという。周波数特性は10~19,000Hz。感度は120dB。インピーダンスは16Ω。付属品は、標準のイヤーピースのほかに、ラメラ、ウレタンの3種類が付属し、そのほかの付属品は「IE8」と同様。「IE6」は、低音再生が豊かなハイファイサウンドを実現した。周波数特性は10~18,000Hz。感度は115dB。インピーダンスは16Ω。付属品は、標準のイヤーピースのほかにラメラが付属。そのほかの付属品は「IE8」と同様。

「CX6 Travel」は、IE6と同じドライバーを採用したトラベルバージョンモデル。航空機用変換アダプターが付属し、そのほかの付属品は「IE8」と同様。