スズキは、コンパクトな車体にパワフルなエンジンを備える125cc(原付2種)クラスのスクーター「アドレスV125G」および「アドレスV125Gリミテッド」について、日本国内の新排出ガス基準に対応させるとともに、装備変更などの一部改良を行い、12月8日に発売する。価格はアドレスV125Gが25万7,250円、同リミテッドが27万8,250円。

アドレスV125Gリミテッド ※ファントムブラックメタリックNo.2

新しい「アドレスV125G」および「アドレスV125Gリミテッド」は、どちらも新排出ガス基準である平成19年国内新排出ガス基準に対応した。装備の変更としては、発電機のマグネトを変更することにより、より安定した発電容量を確保したほか、メーターパネルのデザイン変更、シャッターキーの形状変更による操作性向上などがある。

アドレスV125Gリミテッドは、冬期の運転時に寒気をやわらげる「グリップヒーター」と「ナックルバイザー」に加え、新たにシート座面を温める「シートヒーター」を標準装備とした(フロントのみ)。シートヒーターはサーモスタットによる自動温度制御式で、「オン」、「オフ」の切り替えが可能。

ボディカラーは、アドレスV125GリミテッドがファントムブラックメタリックNo.2、ソニックシルバーメタリックNo.2の2色、アドレスV125Gはそれに加え、キャンディカプリブルー、パールグラスホワイト、キャンディソノマレッドNo.2の計5色が用意される。

アドレスV125G[カッコ内はリミテッド]の主な仕様は、全長1,750mm×全幅635mm[720mm]×全高1,030mm[1,045mm]、ホイールベース1,235mm、シート高740mm[750mm]、装備重量98kg[100kg]、強制空冷・4ストロークSOHC単気筒エンジン、124cm3(ボアφ53.5×ストローク55.2mm)、最高出力7.3kW(9.9PS)/7,500rpm、最大トルク10Nm(1.0kgm) /6,000rpm、無断変速、セルフ・キック併用式スターター、タンク容量6.0L、タイヤ 前90/90-10 50J 後100/90-10 56J、燃費52.0km/L(60km/h定地走行テスト値)。

アドレスV125Gリミテッド ※ソニックシルバーメタリックNo.2

アドレスV125G ※キャンディカプリブルー

アドレスV125G ※パールグラスホワイト

アドレスV125G ※キャンディソノマレッドNo.2